先ほど、数人の友人から・・・関西電力が東北電力に送電する事になったので、関西の人も節電をしてください。このメールを多くの人に回して欲しい・・・という趣旨のメールが届きました。
あちこちで、回っているようですね。
私は外出先だったのですが、外出前に関西電力のサイトをチェックしていて、特に節電の事は書かれていませんでした。
帰宅後にもう一度チェックすると、先ほど掲載されていなかった一文がありましたので、お知らせします。
関西電力より
当社は当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。
内容については触れていませんが、節電を呼びかける文章はありませんでした。
節電は悪い事ではありませんが、チェーンメールを回す事で回線を混乱させたり、不安をあおるような事になっては本末転倒です。
情報社会でやはり怖いのはデマが瞬時に広まる事です。
どんな情報でも鵜呑みにせず、冷静に対応すべきだと思います。
安全圏にいる方は、情報収集が出来るのですから「拡散希望」情報については充分注意が必要ではないでしょうか。。。
3/13 追記
関西電力ホームページに新たな記述があります。
○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社と協力しながら最大限可能な範囲で電気の融通を行っております。[注]
○平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、今のところ、お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。
[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
の容量には上限があります。
今回の事は一例です。
全ての事において、情報源を自分の目で確認してから、他人に伝えるようにするべきです。
また、どんなに良い情報、みんなに知って欲しい情報だと思っても、チェーンメールはやめましょう!